高所作業車の中古価格相場は?9.9m・12m・電工仕様・選び方を徹底解説
トラック市本部

高所作業車の中古車を探していると、
- 「9.9mと12mでは何が違う?」
- 「電工仕様と通信仕様の違いは?」
- 「中古ならいくらくらいで買える?」
- 「走行距離とアワーメーターはどちらを重視する?」
- 「PTO式・サブエンジン式・バッテリー式はどれを選べばいい?」
など、一般的な中古トラックとは異なる疑問が出てきます。
高所作業車は、トラックにブームやバケットなどの高所作業装置を架装した特殊車両です。
中古で選ぶ際は、ベースとなるトラックの年式・走行距離・価格だけではなく、 作業床高さ、最大作業半径、ブーム方式、バケット積載荷重、上物メーカー・型式、電工仕様・通信仕様、動力方式、アワーメーター、点検履歴 まで確認することが重要です。
2026年9月19日確認時点で、トラック市には中古高所作業車が110台掲載されています。
年式、価格、メーカー、走行距離、地域などを見ながら、実際に販売されている車両を比較できます。
関連記事|中古トラック購入の基本を知りたい方へ
中古トラック全般の購入方法、価格の見方、現車確認についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
高所作業車とは?
高所作業車は、人が乗る作業床をブームなどによって昇降させ、高い場所で作業するための車両です。
電気工事、通信工事、街路灯・道路設備の点検、看板工事、建物・設備の保守、樹木の剪定など、幅広い現場で利用されています。
高所作業車にはトラック式・ホイール式・クローラ式などがありますが、中古トラック市場で多く流通しているのは、一般道を走行できるトラック式高所作業車です。
トラック市の2025年9月3日~2026年9月19日の掲載履歴210台を見ると、ベース車両は いすゞ エルフ、日野 デュトロ、三菱ふそう キャンターが中心で、トヨタ ダイナ・トヨエースなども流通しています。
また、同じ掲載履歴では、上物メーカーはアイチコーポレーションとタダノが多く見られます。
高所作業車で重要なのは、「何mまで上がるか」だけで選ばないことです。
同じ12mクラスでも、電工仕様か通信仕様か、ブーム方式、バケット荷重、最大作業半径、アウトリガー方式、動力方式などによって、向いている現場は大きく異なります。
作業床高さは何mを選べばいい?
高所作業車を探すとき、最初に確認したいのが作業床高さです。
作業床高さとは、作業床の床面を地上からどの高さまで上げられるかを示します。
中古市場では、9.9m前後から20mを超える車両まで、幅広い高さの高所作業車が流通しています。
| 作業床高さの目安 | 中古市場で見られる特徴 | 選ぶときのポイント |
|---|---|---|
| 9.9m前後 | 小型トラックベースが多い | 取り回し・資格区分・電工/通信仕様を確認 |
| 11~12m前後 | 比較的流通量が多い | 用途別仕様・作業半径を確認 |
| 14~15m前後 | 電工・活線関連仕様も見られる | 絶縁仕様・ウインチ・動力方式などを確認 |
| 16~19m前後 | 高い設備・建物にも対応 | 車両サイズ・作業半径・設置場所を確認 |
| 20m以上 | 中型クラス以上も増える | 車両総重量・作業範囲・設置スペースを重視 |
| スーパーデッキ | 大きな作業床・高荷重仕様もある | デッキ荷重・定員・用途を確認 |
ただし、「14mの高所作業車なら、高さ14mの場所で何でも作業できる」という意味ではありません。
実際の現場では、高さだけでなく、横方向へどこまで届くかを示す最大作業半径も重要です。
建物、電柱、植栽、道路設備などがあり、車両を作業対象の真下へ設置できない場合は、作業床高さだけではなく、メーカーの作業範囲図まで確認しましょう。
9.9mが多い理由|10mを境に必要な資格が変わる
中古高所作業車では「9.9m」という仕様をよく見かけます。その理由の一つが、操作資格の区分です。
| 作業床高さ | 必要な教育・講習 |
|---|---|
| 10m未満 | 高所作業車運転特別教育 |
| 10m以上 | 高所作業車運転技能講習 |
そのため9.9mクラスは、車両サイズや取り回しだけではなく、資格区分の面でも選ばれやすいクラスです。
ただし、ここでいう資格は高所作業装置を操作するためのものです。
公道でトラックを運転するには、車両総重量・最大積載量などに応じた自動車運転免許が別途必要です。
高所作業車は、ブームやアウトリガーなどの架装によって車両重量が大きくなりやすいため、 「2tトラックがベースだから普通免許で運転できる」 とは限りません。
伸縮・屈折・混合|ブーム方式の違いも確認する

作業床高さだけでなく、ブームがどのように動くかも使い勝手を左右します。
| ブーム方式 | 特徴 | 向いている現場 |
|---|---|---|
| 伸縮ブーム | ブームを直線的に伸ばして作業床を移動 | 電柱・看板・道路設備など |
| 屈折ブーム | 関節部分を曲げて障害物をかわしやすい | 建物越し・障害物がある現場 |
| 混合タイプ | 伸縮と屈折の機構を組み合わせる | 複雑な位置へのアプローチ |
例えば、作業対象までの高さが同じでも、建物や構造物が手前にある現場では、単純な最大地上高だけでは使いやすさを判断できません。
購入前には、高さ+横方向への作業半径+ブーム方式をセットで確認しましょう。
電工仕様と通信仕様は何が違う?
高所作業車選びで特に確認したいのが、電工仕様・通信仕様などの用途別仕様です。
| 比較項目 | 電工仕様 | 通信仕様 |
|---|---|---|
| 主な用途 | 配電設備・電気工事など | 通信線・通信設備工事など |
| FRPバケット | 装備される場合がある | 装備される場合がある |
| 絶縁ブーム | 仕様によって装備 | 必ずしも装備されない |
| アースリール | 装備例あり | 車両による |
| ウインチ | 装備例あり | 車両による |
| 工具箱・長物入れ | 車両による | 装備例が多い |
| 購入時の重要確認 | 絶縁・活線仕様、検査履歴 | 必要装備と作業用途の一致 |
ただし、「電工仕様」「通信仕様」という名称だけで装備内容がすべて決まるわけではありません。 メーカー・型式・年式・発注時の仕様によって装備は異なります。
FRPバケットでも活線作業対応とは限らない
特に注意したいのが、「FRPバケットが付いている=活線作業に使用できる」ではないという点です。
FRP製のバケットであっても、仕様によっては活線用作業装置として使用できないものがあります。
| 確認項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 上物メーカー・型式 | メーカー資料と照合 |
| 電工・活線仕様 | 対象作業に適合する仕様か |
| バケット・ブーム | 絶縁仕様の有無 |
| 耐電圧関連 | 該当仕様・検査状態 |
| 検査履歴 | 過去の検査・整備記録 |
| 銘板 | 型式・仕様を現物で確認 |
| 取扱説明書 | 使用条件・注意事項を確認 |
「前の所有者も電気工事で使用していたから問題ない」と判断せず、実際の仕様と検査状態を確認することが重要です。
PTO式・サブエンジン式・バッテリー式の違い
高所作業車では、ブームやバケットなどの架装部を動かす動力方式も重要です。
PTO式
PTO式は、トラックの走行用エンジンの動力を利用して油圧ポンプなどを動かし、高所作業装置を作動させる方式です。
作業中も車両側のエンジンを使用するため、燃料消費、エンジン音、排気ガスなどが発生します。
サブエンジン式
走行用エンジンとは別に、高所作業装置を動かすための専用エンジンを搭載する方式です。
車両側のメインエンジンを停止した状態でも作業できる一方、サブエンジンそのものの点検・整備が必要です。
中古車では、始動性、異音、オイル漏れ、アワーメーター、整備履歴などを確認しましょう。
バッテリー式
搭載した駆動用バッテリーの電力によって高所作業装置を動かす方式です。
大きなメリットは静粛性です。
住宅街、夜間、学校・病院周辺など、騒音や排気ガスへの配慮が必要な現場でメリットがあります。
一方、中古購入時には駆動用バッテリーの状態が非常に重要になります。
PTO・サブエンジン・バッテリーを比較

| 比較項目 | PTO式 | サブエンジン式 | バッテリー式 |
|---|---|---|---|
| 動力 | 車両の走行用エンジン | 専用エンジン | 駆動用バッテリー |
| 作動音 | 比較的大きい | PTOより抑えられる仕様もある | 非常に静か |
| 作業中の排気 | 発生 | 発生 | バッテリー駆動時は作業装置用エンジンの排気なし |
| 長時間作業 | 燃料があれば対応しやすい | 燃料があれば対応しやすい | 容量・充電状態に左右される |
| 充電 | 不要 | 不要 | 必要 |
| 日常コスト | 燃料+車両エンジン関連 | 燃料+専用エンジン整備 | 充電電気代など |
| 定期整備 | 車両エンジン・PTO系 | サブエンジンも管理 | バッテリー・充電器を管理 |
| 大きな将来費用 | PTO・油圧系やエンジン修理など | サブエンジン等の修理 | 駆動用バッテリー交換 |
| 中古購入時の重点確認 | PTO・油圧・エンジン状態 | 始動・異音・漏れ・アワー | 年式・交換履歴・充電・作動時間 |
| 夜間・住宅地 | 騒音に注意 | 騒音に注意 | 静粛性を活かしやすい |
中古のバッテリー式は「購入価格だけ」で決めない
バッテリー式は、日常の燃料費やエンジン整備費を抑えやすいため、ランニングコストの面では魅力があります。
ただし、中古高所作業車の場合は、バッテリー交換費用まで含めた総コストで判断する必要があります。
高所作業車の駆動用バッテリーには、大容量のものや、複数のバッテリーを組み合わせて使用する仕様があります。
中古のバッテリー式は、「車両価格が安い」という理由だけで選ばないことが重要です。
駆動用バッテリーが交換時期に近い場合、購入後まもなくまとまった交換費用が必要になる可能性があります。
交換費用にはメーカー共通の一律価格があるわけではありませんが、種類・容量・搭載数・交換作業などによっては 数十万円規模となることがあり、仕様によっては100万円規模まで想定して事前に見積もりを確認しておく方が安全です。
※「数十万円~100万円規模」は、すべての高所作業車に共通するメーカー公表相場ではありません。実際の交換費用は車両・仕様によって異なります。
中古バッテリー式で確認したい項目
| 確認項目 | チェック内容 |
|---|---|
| バッテリー種類 | 鉛・リチウムイオンなど |
| 製造年・使用年数 | いつから使用しているか |
| 交換履歴 | 前回交換時期・履歴の有無 |
| 容量・搭載数 | 交換費用にも影響 |
| 充電器 | 正常に充電できるか |
| 満充電後の作動 | 実際にどの程度使用できるか |
| 走行充電 | 対応の有無 |
| 部品供給 | 現在も交換部品を入手できるか |
| 交換費用 | 部品代+工賃の総額を確認 |
特に販売店へ、 「この車両の駆動用バッテリーを今すべて交換すると、部品代・工賃を含めて総額いくらになりますか?」 と確認しておくと、購入後の費用を予測しやすくなります。
中古バッテリー式では、車両価格+購入時整備+近い将来のバッテリー交換費用まで含めて比較することが重要です。
中古高所作業車の価格相場は?
高所作業車の中古価格は、年式・走行距離だけでは決まりません。
- 作業床高さ
- 上物メーカー・型式
- 電工/通信仕様
- アワーメーター
- 動力方式
- バケット・デッキ仕様
- 車両本体の状態
- 高所作業装置の状態
などによって価格差が大きくなります。
トラック市の2025年9月3日~2026年9月19日の高所作業車掲載履歴210台を集計したところ、掲載時の車両価格を数値で確認できた164台の中央値は約298万円でした。
| 年式 | 掲載車両価格の中央値 |
|---|---|
| 2009年以前 | 約198万円 |
| 2010~2014年 | 約284万円 |
| 2015~2019年 | 約319万円 |
| 2020~2024年 | 約655万円 |
| 全体 | 約298万円 |
※トラック市の掲載履歴を集計した参考値です。実際の成約価格ではありません。年式、走行距離、作業床高さ、上物仕様、状態などが異なるため、市場全体の販売価格を示すものではありません。
重要なのは、約298万円という数字だけを見て「高所作業車は300万円前後」と判断しないことです。
比較的新しい車両、低走行・低アワー車、電工仕様、20mを超える車両、スーパーデッキなどは価格が大きく変わります。
2026年9月19日確認時点では、トラック市に以下の掲載例があります。
| 年式 | 令和3年式 |
| 車種 | いすゞ エルフ |
| 走行距離 | 12,683km |
| 仕様 | 12m・電工仕様 |
| 架装部稼働時間 | 463時間 |
| 車両価格 | 788万円 |
このように高所作業車では、「同じ高所作業車」ではなく、近い年式・作業床高さ・仕様の車両同士で比較することが重要です。
安い中古車ほど注意|上物の修理費まで考える
高所作業車では、購入価格だけで判断すると、結果的に高くつく場合があります。
| 部位 | 主な確認ポイント |
|---|---|
| ブーム | 曲がり・亀裂・ガタ・補修歴 |
| 油圧シリンダー | 油漏れ・作動状態 |
| 油圧ポンプ・ホース | 漏れ・劣化・異音 |
| 旋回装置 | ガタ・異音・作動 |
| アウトリガー | 張出・格納・油漏れ |
| PTO | 接続・解除・異音 |
| サブエンジン | 始動・異音・整備履歴 |
| 駆動用バッテリー | 年式・交換履歴・容量低下 |
| 制御・安全装置 | 非常停止・インターロックなど |
| FRP・絶縁部分 | 割れ・補修・検査状態 |
例えば、300万円だが購入後に上物の大きな整備が必要な車両と、 350万円だが主要部分が整備済みで点検履歴も明確な車両であれば、必ずしも300万円の車両の方が安いとは限りません。
高所作業車では、購入価格+購入直後の整備費+今後予想される修理・交換費まで考えて比較することが重要です。
中古高所作業車を選ぶ5つのポイント
1.必要な作業床高さから決める
「高ければ高いほど良い」とは限りません。必要以上に大型の車両を選ぶと、車両価格、車体サイズ、取り回し、駐車スペース、必要免許、維持費などにも影響します。
2.作業半径とブーム方式を見る
高さだけでなく、横方向にどこまで届くか、障害物を避けて作業できるかを確認します。可能であればメーカーの作業範囲図まで確認してください。
3.用途に合った仕様を選ぶ
電気工事なら電工・絶縁仕様、通信設備工事なら通信工事に必要な装備など、用途から選びます。
4.バケット荷重・定員を確認する
バケットやデッキには積載荷重があります。作業員の体重だけではなく、工具や資材の重量も含めて確認してください。
5.ベース車両と上物を別々に評価する
高所作業車では、トラック本体の状態と高所作業装置の状態を別々に見る必要があります。
走行距離だけでなくアワーメーターを確認する
高所作業車で非常に重要なのがアワーメーターです。
現場まで走行し、車両を停車した状態で長時間ブームを使用するため、「走行距離3万kmだから、あまり使われていない」とは限りません。
| 指標 | 主に分かること |
|---|---|
| 走行距離 | ベースとなるトラックの使用状況 |
| アワーメーター | 高所作業装置の稼働状況 |
中古購入時に確認したいチェックポイント
| 確認箇所 | チェック内容 |
|---|---|
| アワーメーター | 高所作業装置の使用時間 |
| ブーム | 曲がり、亀裂、補修跡、ガタ、異音 |
| 油圧装置 | シリンダー・ホース・ポンプの油漏れ |
| バケット・デッキ | 変形、割れ、補修、腐食、FRPの状態 |
| アウトリガー | 張出・格納・ジャッキの作動 |
| 安全装置 | 非常停止、非常降下、インターロック等 |
| PTO | 接続・解除、異音、油圧作動 |
| サブエンジン | 始動性、異音、漏れ、アワー |
| バッテリー式 | 年式、交換履歴、充電、満充電後の作動 |
| 電工仕様 | 絶縁仕様、銘板、検査履歴 |
| 点検履歴 | 定期自主検査、特定自主検査、整備記録 |
| 上物型式 | メーカー資料と実車仕様が一致するか |
可能であれば販売店立会いのもと、アウトリガー張出 → ブーム起伏 → 伸縮 → 旋回 → バケット操作 → 格納まで、一連の作動状態を確認するとよいでしょう。
「アイチ製」「タダノ製」だけでは不十分|上物型式を見る
トラック市の掲載履歴では、アイチコーポレーションとタダノの高所作業装置が多く見られます。
ただし、メーカー名だけで判断するのは十分ではありません。同じメーカーでも、作業床高さ、最大作業半径、ブーム方式、バケット荷重、電工・絶縁仕様、動力方式、アウトリガー方式などが異なります。
購入候補を見つけたら、上物の銘板に記載された型式を確認し、メーカーの仕様書やカタログと照合すると、実際の能力や仕様を把握しやすくなります。
車検が残っていても安心とは限らない|定期自主検査・特定自主検査も確認
中古高所作業車では、「車検が残っている=高所作業装置も問題ない」ではありません。
| 検査 | 頻度 | ポイント |
|---|---|---|
| 定期自主検査 | 1月以内ごとに1回 | 月次で実施 |
| 定期自主検査 | 1年以内ごとに1回 | この年次検査が特定自主検査に該当 |
| 車検 | 車両ごとの法定時期 | 公道を走行する自動車としての検査 |
さらに、2026年1月1日からは、厚生労働省告示第313号による新しい「高所作業車特定自主検査基準」が適用されています。
中古購入時には、直近の年次検査日、月次の定期自主検査の実施状況、特定自主検査の記録、検査済標章、整備履歴、指摘された不具合、修理・交換履歴なども確認しましょう。
購入とレンタル・短期リースはどう使い分ける?
| 使用状況 | 検討しやすい方法 |
|---|---|
| 年間を通じて頻繁に使用 | 中古購入を検討 |
| 数日だけ使用 | レンタル |
| 特定工事の期間だけ使用 | レンタル・短期リース |
| 繁忙期だけ増車 | レンタル・短期リース |
| 自社車両の修理中 | レンタル |
| 使用頻度がまだ不明 | まずレンタルで検証 |
| 9.9mと12mで迷っている | 購入前に近い仕様を借りて試す |
特に高所作業車は仕様による違いが大きいため、購入前に近い仕様の車両を借り、自社の現場で高さ・作業半径・取り回しなどを確認するという方法もあります。
▶ トラックはリースと購入どちらがお得?月額相場・メリット比較・選び方
高所作業車は「トラカリ」でも借りられる
トラック市が運営する商用車レンタル・短期リース検索サイト「トラカリ」でも、高所作業車を探すことができます。
2026年9月19日確認時点では、11m電工仕様をはじめ複数の高所作業車が掲載されています。
| ベース車両 | いすゞ エルフ |
| 年式 | 2025年式 |
| 上物 | アイチ SH11C1RN |
| 作業床高さ | 11m |
| 仕様 | 電工仕様 |
| 1日 | 20,000円 |
| 1週間 | 140,000円 |
| 1か月 | 220,000円 |
※料金はいずれも税別の掲載例です。料金、空車状況、貸出条件は車両・店舗・利用時期によって変わります。利用時には最新情報をご確認ください。
高所作業車の中古購入に関するよくある質問
Q.中古高所作業車はいくらくらいで買えますか?
年式、走行距離、作業床高さ、上物仕様、稼働時間などによって大きく異なります。
トラック市の掲載履歴210台のうち、掲載時の車両価格を数値で確認できた164台では、中央値が約298万円でした。
ただし、新しい電工仕様、低走行・低アワー車、20mを超える車両などでは価格が大きく上がります。 同じ高さ・近い年式・近い仕様の車両同士で比較してください。
Q.9.9mと12mでは必要な資格が違いますか?
はい。9.9mなど作業床高さ10m未満の場合は高所作業車運転特別教育、12mなど10m以上の場合は高所作業車運転技能講習が必要です。 公道を運転するための自動車運転免許は別途必要です。
Q.FRPバケットなら電工仕様・活線作業対応ですか?
FRPバケットだけでは判断できません。FRP製でも活線用作業装置として使用できない仕様があります。 上物型式、絶縁仕様、銘板、取扱説明書、検査記録などを確認してください。
Q.走行距離とアワーメーターはどちらが重要ですか?
両方です。走行距離はベース車両、アワーメーターは高所作業装置の使用状態を判断する材料になります。
Q.バッテリー式は維持費が安いですか?
日常の燃料費や作業用エンジンの整備費を抑えやすいメリットがあります。 一方、中古車では駆動用バッテリーが交換時期に近い可能性があります。 購入価格だけでなく、バッテリー年式・交換履歴・現在交換した場合の見積額まで確認してください。
Q.PTO式とサブエンジン式ならどちらがいいですか?
一概には決められません。作業時間、騒音への配慮、燃料、整備体制などによって適した方式が変わります。
Q.中古高所作業車で最も重要な確認ポイントは?
ベース車両だけでなく、高所作業装置が正常かつ安全に作動するかを確認することです。
Q.購入かレンタルか迷っています
年間を通して繰り返し使用する場合は購入、短期間の工事や使用頻度がまだ分からない場合はレンタル・短期リースも含めて比較すると判断しやすくなります。
中古の高所作業車を探すなら「トラック市」
中古高所作業車では、価格だけではなく、次の10項目を確認しましょう。
| 確認項目 | ポイント |
|---|---|
| 1.作業床高さ | 必要以上に大きすぎないか |
| 2.最大作業半径 | 現場で横方向に届くか |
| 3.ブーム方式 | 障害物を避けられるか |
| 4.用途別仕様 | 電工・通信など用途に合うか |
| 5.バケット荷重・定員 | 人員・工具重量に対応するか |
| 6.上物メーカー・型式 | 正確な仕様を特定 |
| 7.動力方式 | PTO・サブエンジン・バッテリー |
| 8.アワーメーター | 上物の使用状況を確認 |
| 9.点検・整備履歴 | 特定自主検査・修理歴を確認 |
| 10.免許・資格 | 運転免許と操作資格の両方を確認 |
2026年9月19日確認時点で、トラック市には110台の中古高所作業車が掲載されています。
保証範囲も購入前に確認する
中古高所作業車では、保証の内容にも注意が必要です。
特に、トラック本体と上物では保証範囲が異なる場合があります。
トラック市の中古商用車保証「T-PROTECT」は、エンジン機構や動力伝達機構など所定の車両部分を対象としていますが、架装品・上物装置は保証対象外です。
そのため購入前には、ベース車両の保証と、販売店独自の上物保証の有無を分けて確認することが重要です。
短期間だけ必要なら「トラカリ」
「数日だけ必要」「工事期間だけ使いたい」「自社車両の修理中だけ使いたい」「購入前に実際の高所作業車を使ってみたい」という場合は、購入だけでなくレンタル・短期リースも比較してみましょう。
主な情報源・データについて
- 中古価格・掲載仕様:トラック市 高所作業車掲載履歴
- ベース車両・上物メーカー:トラック市掲載履歴210台
- 現在の中古在庫:トラック市 高所作業車一覧
- 資格・定期自主検査・特定自主検査:厚生労働省
- ブーム方式・製品仕様:アイチコーポレーション、タダノ等のメーカー公開情報
- レンタル・短期リース:トラカリ
データ確認基準日:2026年9月19日
※掲載台数、販売中車両、車両価格、レンタル料金、空車状況などは随時変更されるため、最新情報は各掲載ページでご確認ください。