中古大型トラック購入ガイド|価格相場・走行距離・選び方・増トン比較
トラック市本部

大型トラックを中古で購入する際は、価格や走行距離だけでなく、 何を運ぶのか、どのような運行で使用するのか、どのような架装が必要なのか まで考えて車両を選ぶことが重要です。
ひとことで大型トラックといっても、ウイング、平ボディ、冷蔵・冷凍車、ダンプ、 クレーン付き、重機運搬車、アームロール、トラクタなど、用途は大きく異なります。
さらに同じメーカー・同じ車名でも、最大積載量、車両総重量(GVW)、3軸・4軸、 低床・高床、荷台寸法、エアサス・リーフサス、ミッション、架装内容によって 使い勝手も価格も変わります。
トラック市では、全国約200社の商用車専門店が加盟し、大型トラックも日々数多く取り扱っています。
2024年9月から2026年9月までの約2年間では、当サイトで
5,000件を超える大型車が売約・掲載終了となりました。
ウイング、ダンプ、冷蔵・冷凍車、平ボディ、トラクタなど、
用途の異なるさまざまな大型車が全国で流通しています。
こうした実際の取扱情報も参考にしながら、本記事では中古大型トラックの価格、
走行距離、仕様、選び方を解説します。
大型トラックとは?「10tトラック=10t積める」ではない
大型トラックは一般に「10tトラック」「10t車」と呼ばれることがあります。
ただし、「10t車」は慣用的な呼び方で、 必ず最大積載量が10,000kgになるわけではありません。
運転免許上では、車両総重量11t以上、最大積載量6.5t以上などが大型自動車の基準になります。 中古車を選ぶ際は、実際の車検証に記載された車両総重量と最大積載量を確認することが基本です。
一方、道路を通行できる重量・寸法には別の基準があります。 道路法上の一般的制限値は、原則として幅2.5m、長さ12.0m、高さ3.8m、総重量20tです。 高速自動車国道や重さ指定道路では、最遠軸距や車長などの条件によって 総重量25tまでとなる場合があります。
「10t車だから必ず10t積載」
と考えるのではなく、購入する1台ごとの車両総重量、最大積載量、架装・仕様を確認しましょう。
参考: 警察庁「車両総重量と運転免許区分の関係」 / 国土交通省「車両の一般的制限値」
大型トラックと増トントラックの違い|積載量・馬力・ランニングコストで選ぶ
※画像は車格の違いを分かりやすく表現したイメージです。実際の寸法・仕様は車両ごとに異なります。
大型トラックを検討している場合、仕事内容によっては「増トントラック」も比較候補になります。
増トントラックは一般に、中型トラックをベースとしてシャシや足回りなどを強化し、 標準的な中型トラックよりも車両総重量や最大積載量を増やした車両を指します。
実際、現行のいすゞフォワードにもGVW11t、14.5t、16t、20t、22tなど 幅広い車型があります。
ただし、 「増トン」という呼び方だけで、必要免許や高速道路の料金区分が決まるわけではありません。 実際の車両総重量、最大積載量、軸数、車長などを確認する必要があります。
大型トラックと増トントラックの比較
| 比較項目 | 増トントラック | 大型トラック |
|---|---|---|
| 基本的な考え方 | 中型車ベースで積載能力等を高めた仕様が中心 | 大型車用シャシを中心とした車両 |
| 車体サイズ | 大型よりコンパクトな仕様を選べる場合がある | 荷台長・荷室容積を確保しやすい |
| 積載能力 | 4t車では足りない用途を補いやすい | 大量輸送に対応しやすい |
| エンジン | 高GVW向けの出力・トルクを備えた仕様もある | 高積載・長距離向けに余裕のある出力を選びやすい |
| 取り回し | 現場や道路条件によってメリットがある | 車格が大きいため進入路・旋回場所も確認 |
| 高速料金 | 仕様によって大型車区分になる | 大型車・特大車区分になる場合がある |
| 税金・法定費用 | 積載量・GVWが小さければ抑えられる場合がある | 仕様によって負担が大きくなる場合がある |
| 主な選び方 | 4tでは足りないが大型までは必要ない場合 | 長距離・大量輸送・大型架装など |
増トンはランニングコストを抑えられる場合もある
大型か増トンかを選ぶ際には、車両購入価格だけでなく、 購入後に毎年かかる費用も考える必要があります。
例えば、最大積載量7~8t程度で仕事が完結するにもかかわらず、 常にフルサイズの大型車を使用する必要がないのであれば、 仕事内容に合った増トン車を選ぶことで、燃料、タイヤ、税金などを含めた トータルコストを抑えられる場合があります。
自動車税種別割は、トラックの場合、最大積載量などによって税額が設定されています。 また、自動車重量税は車両総重量に応じて税額が変わります。
ただし、 増トンだから高速料金も必ず安いわけではありません。
NEXCOの車種区分では、普通貨物自動車の場合、 車両総重量8t以上または最大積載量5t以上で3軸以下の車両は「大型車」に区分されます。 4軸車も車両総重量・最遠軸距・車長などの条件によって 「大型車」または「特大車」となります。
そのため高速道路を頻繁に利用する場合は、 購入予定車両が実際にどの高速料金区分になるのか まで確認しましょう。
車検代は「増トンだから安い」とは限らない
多くの増トントラックは車両総重量8t以上となるため、 大型トラックと同じく車検は1年ごとになるケースが多く、 車検回数そのものが減るとは限りません。
ただし、重量税、タイヤ本数やサイズ、交換部品、整備内容などによっては、 大型車より年間の維持費全体を抑えられる場合があります。
積載量だけでなく、馬力・トルクも確認する
同じ7~8t程度を積載する仕事でも、高速道路中心なのか、山間部や坂道が多いのか、 市街地中心なのか、長距離輸送なのかによって必要なエンジン性能は変わります。
現行いすゞフォワードの高GVW車には260PS・300PSのエンジンが設定されています。 一方、ギガのカーゴ系には360PS・380PSの設定があり、 大型車では高積載・長距離輸送を想定した出力・トルクの余裕を持つ仕様を選択できます。
ただし、馬力が大きければ必ず良いというわけではありません。 必要以上の車体・エンジンを選べば、購入価格や燃料、タイヤなどの維持費が増える可能性があります。
まで含めて比較することが重要です。
大型か増トンかは「購入価格+年間コスト」で考える
年間走行距離、燃料費、高速料金、税金・重量税、車検・整備、 タイヤなどの消耗品まで含めて考えると、自社に合った車両を判断しやすくなります。
増トン車では積載量が不足して1回で運べず、増便が必要になるのであれば、 車両単体の維持費が安くても、 輸送全体では大型トラックの方が効率的になる場合があります。
参考: NEXCO中日本「高速道路料金の車種区分」 / 東京都主税局「自動車税」 / 国土交通省「自動車重量税額について」
大型トラックはボディタイプによって使われ方が大きく違う
※画像はイメージです。
トラック市の過去2年間の大型車取扱履歴を見ると、おおよその構成は次のようになっています。
| ボディタイプ | 構成比 |
|---|---|
| ウイング | 約24% |
| トラクタ・トレーラー | 約19% |
| ダンプ | 約19% |
| 冷蔵・冷凍車 | 約9% |
| 平ボディ | 約7% |
| 重機運搬車 | 約6% |
| クレーン付き | 約5% |
同じ大型トラックであっても、用途、価格、走行距離、確認ポイントは大きく異なります。 そのため、大型トラック全体をひとつの基準だけで比較しないことが重要です。
データ元:トラック市 大型車売約・掲載終了履歴(2024年9月~2026年9月)
中古大型トラックの価格相場|「大型全体の平均」では判断しない
中古大型トラックの価格は、年式や走行距離だけでなく、 ボディタイプや架装内容によって大きく変わります。
トラック市の取扱履歴を見ても、 数百万円台から2,000万円を超える車両まで幅広く、 同じ大型トラックでも価格差があります。
大型冷蔵・冷凍車では冷凍機や断熱ボディ、 大型ダンプでは強化仕様、Lゲート、1デフ・2デフ、GVW、 クレーン付きや重機運搬車では上物の仕様・状態などが価格に影響します。
が近い車両同士で比較することが重要です。
価格だけを見て「安い・高い」と判断するのではなく、 仕様と状態まで含めて比較してください。
※価格は実際の成約価格を示すものではありません。年式、走行距離、最大積載量、車両状態、架装内容等によって大きく異なります。
大型トラックは何万kmまで買える?50万km・100万kmだけで判断しない
※画像はイメージです。
中古大型トラックを探す方から多い質問のひとつが、 「何万kmまでなら購入できるのか」というものです。
結論からいうと、一律に「○万kmまで」と決めることはできません。
| ボディタイプ | 走行距離中央値 |
|---|---|
| ウイング | 約44万km |
| 平ボディ | 約48万km |
| 冷蔵・冷凍車 | 約47万km |
| トラクタ・トレーラー | 約34万km |
| ダンプ | 約22万km |
大型ウイングや平ボディでは、 40万~50万km台は特別珍しい走行距離ではありません。
さらに、大型トラックでは100万km近く、あるいは100万kmを超えて使用される車両もあります。 いすゞ自動車が紹介している長距離輸送会社の事例でも、 5年間で100万km走行する車両があることが紹介されています。
「100万km近いから寿命」
と走行距離だけで判断するのは適切ではありません。
100万kmに近い車両でも、定期的な整備が行われ、 エンジンやミッションなど主要部品の整備・交換履歴が確認でき、 現在の状態が良好であれば、継続して使用されているケースがあります。
反対に、走行距離が少なくても整備状態が悪ければ、 購入後に高額な修理が必要になることがあります。
中古大型トラックは、 年式 × 走行距離 × 使用履歴 × 整備履歴 × 主要部品の交換履歴 × 現車状態 をセットで判断することが重要です。
低走行の古い車と、高走行の新しい車はどちらがよい?
走行距離が少なければ、必ず状態が良いとは限りません。 年式が古く低走行の車両では、長期間動かしていなかった期間がないか、 ゴム・ホース類、シール類、エア系統などに経年劣化がないか確認する必要があります。
反対に、高走行でも長距離輸送を中心に使用され、 定期的な整備や部品交換が行われてきた車両もあります。
大型ウイングを選ぶポイント
大型ウイングは、一般貨物、パレット輸送、長距離・幹線輸送など幅広く使用されています。
- 荷室長・幅・高さ
- 床面地上高
- 3軸・4軸
- リヤエアサス
- パワーゲート
- ラッシングレール
- ジョロダー
- ウイング開閉装置
- 床・リヤ扉・雨漏り跡
特に容積を重視する輸送では、最大積載量だけでなく 荷室内高と床面地上高も重要です。
大型平ボディを選ぶポイント
大型平ボディでは、最大積載量とあわせて荷台仕様を確認します。
- 荷台長・荷台幅
- 床材
- アオリ・アルミブロック
- 鳥居
- スタンション
- 床フック
鋼材、建材、機械、長尺物など、何を運ぶのかによって必要な仕様が変わります。
大型冷蔵・冷凍車は「車両+冷凍機+箱」で見る
大型冷蔵・冷凍車では、車両本体だけでなく、 冷凍機と断熱ボディまで含めて状態を確認することが重要です。
- 冷凍機メーカー・型式
- 設定温度・実際の冷却状態
- サブエンジン式・直結式
- スタンバイ装置
- 断熱ボディ
- 庫内床
- サイドドア
- パワーゲート
価格だけでなく、車両・冷凍機・箱の3つを一体として確認してください。
大型ダンプは一般貨物車とは別の基準で選ぶ
大型ダンプでは、GVW20t・22t・25t、最大積載量、土砂・土砂禁、 強化ダンプ、Lゲート、ロング、1デフ・2デフ、荷台の摩耗、 ホイスト、シリンダー、PTOなど確認項目も多岐にわたります。
トラック市のデータでもダンプの走行距離中央値はカーゴ系より低いですが、 走行距離が少ない=使用負荷が少ない、とは限りません。
トラクタ・トレーラーは単車の大型トラックとは分けて考える
トラック市の大型車履歴では、トラクタ・トレーラーも約2割を占めています。
トラクタでは第5輪荷重、駆動方式、ホイールベース、キャブ、カプラ、 サスペンション、使用するトレーラーとの組み合わせなどを確認します。
一般的な大型単車と価格や積載量を単純比較しないことが重要です。
3軸・4軸、低床・高床の違いも確認する
※画像は代表的な構成を分かりやすく表現したイメージです。3軸=高床、4軸=低床に限定されるものではありません。
大型カーゴでは3軸車と4軸車があります。 従来は「高床3軸」「低床4軸」が代表的な組み合わせとして広く使われてきました。
低床車は床面を低くできるため、車両全高の範囲内で荷室高を確保しやすく、 ウイング・バンなどで容積を重視する場合にメリットがあります。
ただし、現在は「3軸=高床」とは限りません。 現行いすゞギガにはGVW25tの低床3軸車も設定されています。
中古車では、3軸か4軸かだけでなく、 最大積載量、床面地上高、荷室内高、ホイールベース、タイヤサイズ まで確認してください。
エアサスとリーフサスは用途で選ぶ
大型ウイングや冷蔵・冷凍車では、リヤエアサスを採用した車両も多くあります。
エアサスは、積荷への振動を抑えたい輸送や、 物流施設のバースへ接車する際の車高調整などでメリットがあります。
一方、ダンプなどの建設系車両では、 用途に合わせてリーフサスペンションが採用されている車両もあります。
どちらが一律に優れているというものではなく、 運ぶ荷物・走る場所・積み降ろし方法・維持管理 を考えて選びます。
MT・AMTなどミッションも確認する|新車大型では自動変速系の採用が拡大
※画像はイメージです。
中古大型トラックにはMTのほか、メーカー各社のAMT(機械式自動変速機)や 電子制御式トランスミッションを搭載した車両も多く流通しています。
近年の新車大型トラックでは、 クラッチ操作や変速操作を自動化したAMT・電子制御式トランスミッションの採用が広がっています。
- いすゞ「ギガ」:スムーサーGx
- 日野「プロフィア」:Pro Shift 12
- 三菱ふそう「スーパーグレート」:ShiftPilot
- UDトラックス「クオン」:ESCOT-Ⅶ
一方で、すべての大型トラックがAMTのみになったわけではなく、 メーカー・車型によってMTの設定もあります。
実際の運行内容、誰が運転するのか、発進・変速時の状態、 クラッチやミッションの整備履歴、警告表示などを確認してください。
参考: いすゞ ギガ / 日野 プロフィア / 三菱ふそう スーパーグレート / UDトラックス Quon
大型トラックの主なメーカー|国産4メーカー+ボルボ・スカニア
| メーカー | 主な車名・シリーズ |
|---|---|
| いすゞ | ギガ |
| 日野 | プロフィア |
| 三菱ふそう | スーパーグレート |
| UDトラックス | クオン |
| ボルボ・トラック | FHなど |
| スカニア | P・G・R・Sシリーズなど |
トラック市の過去2年間の大型車履歴でも、 いすゞ・日野・三菱ふそう・UDトラックスの国産4メーカーが中心です。
一方で、ボルボ・トラックやスカニアも大型トラックの重要な選択肢です。 新車として導入されるケースや、ユーザーの用途・好みに合わせてカスタムされるケースもあります。
中古車を選ぶ際は、メーカーを先に決めるより、 用途 → ボディタイプ → 最大積載量・荷台寸法 → 軸数・床高さ → 年式・走行距離 → 整備状態 → メーカー の順で考えると選びやすくなります。
ボルボ・スカニアなど輸入大型車とカスタム
トラック市の加盟店にも、輸入大型車やカスタムを得意とする会社があります。
例えば ヨシノ自動車 神奈川川崎店 は、VOLVOトラック正規代理店として新車販売・中古車販売、整備・架装などを行っています。
ヨシノ自動車の FAST ELEFANT では、ボルボトラックのカスタム車両も手掛けています。
また、 アートフレンドAUTO 一宮本店 も、大型車販売に加え、カスタム・架装を得意とする加盟店です。
※上記は本記事の「輸入大型車・カスタム」というテーマに関連する加盟店事例として紹介しています。
輸入大型車を検討する際は、価格や走行距離だけでなく、 整備拠点、部品供給、架装内容、購入後のメンテナンス体制 まで確認しておくと安心です。
中古大型トラックの現車確認|車両本体だけでなく上物も見る
※画像は現車確認項目を分かりやすく表現したイメージです。
大型トラックは車両価格だけでなく、購入後の修理費や稼働停止による影響も大きくなります。 そのため、可能であれば現車確認をおすすめします。
エンジン
- 始動状態
- 異音・振動
- オイル漏れ
- 冷却水漏れ
- 警告灯
- 排気の状態
ミッション・駆動系
発進、変速、後退などを実際に確認し、不自然な挙動や異音がないか確認します。
排気後処理装置
DPF・DPR・DPDやSCR・AdBlue系などに、警告や不具合履歴がないか確認します。
エア系統
- エア圧の立ち上がり
- エア漏れ
- エアコンプレッサー
- エアドライヤー
- エアサス
フレーム・足回り
- 腐食
- 変形
- 亀裂
- 補修跡
- タイヤの偏摩耗
上物・架装
ウイングなら開閉、冷凍車なら冷却、ダンプなら荷台昇降、 クレーンなら作動、パワーゲートなら昇降まで、 可能であれば実際に動かして確認してください。
整備履歴は「整備してあるか」ではなく「何を整備したか」を見る
点検整備記録簿などが確認できる場合は、単に「整備されています」という説明だけでなく、 これまで何を修理・交換してきたのか確認することが重要です。
- エンジン
- ミッション
- クラッチ
- デフ
- 排気後処理装置
- エアコンプレッサー
- ブレーキ
- 足回り
中古大型トラックでは、 「何万km走ったか」だけでなく、「その距離までどのように維持管理されてきたか」 を見ることが重要です。
※車両・整備・架装の状態は1台ごとに異なります。実際の判断については販売店や整備士等へご確認ください。
購入価格だけでなく「購入後に安定して動かせるか」で考える
大型トラックでは、購入価格が50万円・100万円安いことよりも、 購入後の修理や稼働停止による影響の方が大きくなる場合があります。
購入後すぐにエンジン、ミッション、排気後処理装置、冷凍機、 ウイング、ダンプ架装などに大きな修理が必要になれば、 購入時の価格差以上の負担になることも考えられます。
まで含めて検討することが重要です。
大型トラックの保証は購入前に確認する
中古大型トラックを購入するときは、メーカー保証が残っているか、 保証継承が可能か、販売店独自の保証があるかを車両ごとに確認してください。
なお、トラック市の中古商用車保証 「T-PROTECT」 では、4t車・増トン車向けプランなどがありますが、 大型車は対象外です。
また、シャシ側に保証がある場合でも、冷凍機、ウイング、クレーンなどの 上物・架装は保証範囲が異なる場合があります。
中古大型トラックを選ぶ順番
| 順番 | 確認すること |
|---|---|
| 1 | 何を運ぶのか・どこを走るのか |
| 2 | ウイング・平・冷凍・ダンプ等のボディタイプ |
| 3 | 必要な最大積載量・荷台寸法・荷室容積 |
| 4 | 大型か増トンか |
| 5 | 馬力・トルク・年間走行距離・ランニングコスト |
| 6 | 3軸・4軸、低床・高床 |
| 7 | エアサス・リーフ、MT・AMT等 |
| 8 | 年式・走行距離 |
| 9 | 整備履歴・車両状態・架装状態 |
| 10 | 条件の近い車両同士で価格を比較 |
| 11 | メーカー・販売店・アフター体制を確認 |
大型トラック中古購入のよくある質問
Q. 大型トラックと10tトラックは同じですか?
「10tトラック」は大型トラックを指す通称として使われますが、 必ず最大積載量が10tという意味ではありません。 購入する車両の最大積載量・車両総重量を車検証で確認してください。
Q. 大型トラックと増トントラックは何が違いますか?
増トントラックは、中型車をベースに積載能力などを高めた車両を指すことが一般的です。 ただし「増トン」という名称だけでは免許区分や高速料金区分は決まりません。
Q. 増トントラックの方が維持費は安いですか?
仕様と使い方によります。 最大積載量や車両総重量が小さければ、自動車税や重量税、燃料、タイヤなどを含めて 負担を抑えられる場合があります。 一方、高速料金区分が大型車と同じになる増トン車もあります。
Q. 中古大型トラックはいくらくらいですか?
年式、走行距離、ボディタイプ、最大積載量、架装などによって大きく異なります。 トラック市の取扱履歴でも数百万円台から2,000万円を超える車両まで幅があります。
Q. 大型トラックは50万kmでも購入できますか?
50万kmという数字だけでは判断できません。 トラック市の過去2年データでも、大型ウイングは約44万km、 平ボディは約48万kmが中央値です。
Q. 100万km近い大型トラックは避けるべきですか?
走行距離だけで一律に判断することはできません。 適切な整備や主要部品の交換が行われているか、 現在の車両状態はどうかを確認することが重要です。
Q. 最近の大型トラックはATが多いですか?
近年はAMTや電子制御式トランスミッションの採用が広がっています。 ただしメーカー・車型によってMT設定もあります。
Q. ボルボやスカニアの中古大型車もありますか?
あります。 トラック市では国産4メーカーが中心ですが、ボルボ・スカニアの取扱いもあります。 また、加盟店には輸入大型車の新車販売やカスタムを得意とする会社もあります。
Q. 中古大型トラックは現車確認した方がよいですか?
可能であればおすすめします。 車両本体だけでなく、ウイング、冷凍機、ダンプ、クレーン、 パワーゲートなどの架装も確認してください。
中古大型トラックを探すなら「トラック市」
トラック市は1995年にスタートした商用車専門の全国ネットワークです。 全国約200社の加盟店で構成され、販売・買取だけでなく、 整備・架装など商用車に関わるさまざまなサービスを提供しています。
大型トラックについても、ウイング、平ボディ、冷蔵・冷凍車、ダンプ、 クレーン付き、重機運搬車、トラクタ・トレーラーなど、 全国の加盟店が幅広い車両を取り扱っています。
まずは自社で運ぶ荷物や運行条件を整理し、 必要なボディタイプ・積載量・荷台寸法・軸数・床高さ・年間ランニングコスト まで考えたうえで、条件の近い複数の車両を比較してみてください。
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本記事で使用したトラック市大型車データ
集計期間:2024年9月2日~2026年9月28日
対象:大型車の売約・掲載終了履歴 5,471件
価格は実際の成約価格を示すものではありません。 車両の年式、走行距離、最大積載量、仕様、状態、架装内容等によって異なります。
記事制作・監修:トラック市本部
創業30年以上/全国約200社の商用車専門ネットワーク
本記事の中古トラック・相場・販売実務に関する内容は、トラック市本部が監修しています。
運転免許、車両区分、道路通行条件、高速道路の車種区分、税金・車検制度などについては、 国土交通省、警察庁、NEXCO、自治体等の一次情報を確認して掲載しています。
車両・架装・整備に関する内容は一般的な参考情報です。 実際の車両状態や仕様については、販売店・整備士等へご確認ください。
最終更新日:2026年10月1日