【簡単解説】大型トラックの4軸低床とは?メリットやデメリットのご紹介

トラック市本部



大型トラックのボディタイプも様々にあります。大型トラックは3軸トラックと4軸トラックの

2種類があります。この記事では、特に人気が高い「4軸低床」の大型トラックに関する内容を

詳しく解説しています。

3軸トラックとの違いや低床や高床などの違いの特徴についても解説していきますので、

是非参考にしてみてください。


目次

3軸トラックと4軸トラックの違い

低床と高床の違い

4軸低床のメリットとは

4軸低床のデメリットとは

4軸低床の探し方は?

3軸にも低床トラックがある?

4軸低床を購入するならトラック市がおすすめ!

3軸トラックと4軸トラックの違い

3軸/大型トラック

















4軸/大型トラック


大型トラックは、上記写真で分かる通り、トラックの車軸数(軸数)が3軸と4軸の2種類

に分かれます。又、車軸の配置は、3軸では2パターン、4軸では1パターンに分かれます。

 

【3軸トラックのパターン】
・3軸:前1軸・後2
3軸:前2軸・後1
 
【4軸トラックのパターン】
4軸:前2軸・後2

 

一般的には、大型トラックは3軸のトラック(1軸・後2軸)が標準的となります。

3軸トラックはホイールベースが短く、小回りが利き操作性に優れています。

又、3軸車は、タイヤサイズが大きい為、耐荷重性も高いのが特徴です。

 

3軸(前2軸・後1軸)は、前1軸・後ろ2軸よりも市場には少なく大手運送会社で採用されている事が多く、車両全体の担架能力をあげつつ、荷重を前後に配分できます。

ホイールベースが長く直進性に優れ、ブレーキ時にかかるタイヤが4本になる為

ブレーキングやしやすい。又、リアのオーバーハングが少ないのでバックがしやすいなどの特徴があります。

 

4軸(前2軸・後2軸)トラックは、ホイールベースが長く、タイヤサイズが小さくなる為

安定性が高く、長距離で大量の輸送をするのに優れている特徴があります。

4軸低床のメリット・デメリットについては、以下にて説明していきます。


              【簡単解説】10トントラックの特徴

   
            サイズ・積載量・必要な免許・人気車種などご紹介


「低床」と「高床」との違い


「低床」と「高床」の違いについて解説していきます。

この違いは、文字から分かる通り、「荷台の床」が地上からの高さが低いか高いかの違いになります。メーカーなどにより高さの数字は異なりますが、おおよその目安の寸法は以下の通りです。

 

(地上から荷床までの高さ)
・低床トラック:約1,000㎜前後
・高床トラック:約1,300㎜前後

 

低床トラックは、タイヤの径を小さくする事で荷台の床を下げています。これは、何を

意味しているのか?ここで抑えておかなければいけないのが法律です。

日本の道路には、道路交通法により国道で走れる長さ・幅・高さの制限が決まっています。

 

(原則、道路交通法の制限)

長さ:12m

幅 :2.5m

高さ:3.8m

※特別な申請等により許可されるケースを除きます。

 

つまり、国内の道路で走れる高さの上限は3.8mと決まっていますので、トラックの荷室を最大限に大きくするには荷台を下げるしかありません。

 

運送業界では、特に効率的に一度に多くの荷物を運ぶことが求められますので、

タイヤの径を小さく出来る「4軸低床」のトラックが人気となっている理由はここにあります。4軸低床の大型トラックは、ウイングなどの箱車に限りません。平ボディ重機運搬車など様々な車種で活躍しています。


ウイング車の種類や使う利点は?


4軸低床トラックのメリットとは



4軸低床のメリットはズバリ3点になります。

 

①積載できる容量が大きい
②荷台が低い為、積み荷の荷下ろしが楽で作業効率が良い
③低重心による走行の安定性

 

>積載できる容量が大きい

上記でも説明したように、タイヤの径を小さくし「低床化」し地上高を下げて荷室の

高さを最大化出来る為、積載できる容量が大きく出来ることが最大のメリットになります。

 

>荷台が低い為、積み荷の荷下ろしが楽で作業効率が良い

低床ボデーは、床面地上高が約1,000㎜となっておりますので、高床ボデーよりも約300mm

荷床が低くなっています。荷台が低い分、荷物の積み下ろし作業が効率的に行えるメリットがあります。

 

>低重心による走行の安定性

タイヤが小さく荷台が低いため全体として低重心になります。又、タイヤの数も

多いことから直進安定性も非常に高くなるメリットがあります。


       トラック市グループの4軸低床トラックの在庫一覧はこちらより


4軸低床トラックのデメリットとは


では、4軸低床の大型トラックにデメリットがあるのでしょうか?

ここでは、デメリットについても解説をしていきます。

 

4軸低床のデメリットはズバリ3点

 
①段差に弱く、小回りが利かない
②タイヤの本数が多いので、交換費用がかさむ
③車両価格が高いことと、長納期

 

>段差に弱く、小回りが利かない

タイヤの径が小さい分、路面の段差を踏んだ際の衝撃吸収能力が低くなります。

3軸とラックは衝撃吸収性が高く乗り心地も良いですが、4軸車は、

段差でのドライバーへの負担は高くなります。又、車軸が多い分小回りが利かない点が

デメリットとなります。

 

>タイヤの本数が多いので、交換費用がかさむ

3軸トラックと比べて、4軸車はタイヤの本数が多くなります。その為、タイヤ交換が必要

な場合には高額な費用が発生してしまいます。

 

>車両価格が高いことと、長納期

4軸低床の車両は、車両軸が増え、タイヤの数が増える事とデフも2個ありますので

車両価格が高額になってしまいます。新車で発注しても長納期な事が多く、業務ですぐ

利用したいお客様にとっては手元に来るまでに時間を要してしまう事もデメリットの1つです。


4軸低床トラックの探し方は?


写真を見れば、4軸か3軸かの判断は出来ますが、より効率的に4軸低床の大型

トラックを探したい時は、「駆動」から絞込み検索する事をお勧め致します。

トラック市サイトでも、各車種の絞り込み検索に「駆動」という項目があります。

駆動をみてみると、6×2や6×4や8×4などの表記がされています。

 

6×2・・・ 3軸車で、駆動軸が1軸(1デフ車)
6×4・・・ 3軸車で、駆動軸が2軸(2デフ車)
8×4・・・ 4軸車で、駆動軸が2軸(2デフ車)

 

に分かれます。

つまり、4軸車を探す場合は、「8×4」を選択して、絞り込みを行えば

4軸低床の大型トラックが表示されるようになります。逆に3軸車をお探しの場合は、

「6×2」又は「6×4」を選択して検索をすると3軸トラックが検索出来ます。



トラック市サイトは、お客様に検索しやすい絞込み機能を充実させておりますので、

中古トラックを検索の際は、「トラック市」にて検索してみてください!


          中古トラックなら全て自社在庫の「トラック市」で検索


>3軸にも低床トラックがある? 

 

では3軸低床の大型トラックはないのでしょうか?

3軸の大型トラックにも低床トラックは存在しますが、3軸では低床トラックは

特別仕様に位置付けられておりますので、市場には非常に少ない状況です。

 

しかし近年は、働き方改革関連法の施行に伴う「2024年問題」により、輸送企業に取り巻く環境は深刻さが増しています。トラックに対してこれまで以上に、「輸送の効率化」や「安全への対応」といったニーズが増しており、メーカーが新たなラインアップの生産を始めました。

いすゞ自動車は、2023年9月4日より、いすゞ自動車の大型トラック「ギガ」を改良し

国内大型トラック初となる車両総重量(GVW25トン低床3軸車を新たに発売致しました。


いすゞGカーゴを例にとって荷室内法高と最大積載量を比較してみます。

 

 

 

低床3軸車

高床3軸車

低床4軸車

荷室内法高()

2,6002,615

2,500

2,6502655

最大積載量()

14,400

14,200

14,000

※荷室内法高は、上物メーカーにより高さが異なります。


今回発売されたギガは、低床4軸車を上回る積載量と4軸低床に近い荷室容積を確保して

います。今後は、3軸低床の大型トラックが増えてくるかもしれませんね。

 



「4軸低床」の購入は全国FCの「トラック市」がおすすめ!




人気の4軸低床の大型トラックは、中古としても人気があります。

新車に納期がかかってしまう事から、未使用車のトラックをお探しのお客様も多くいらっしゃいます。

 

「トラック市」では、4軸低床のトラックをメーカーや年式、サイズ別で検索可能です。

トラック市に掲載されている車両は、全て「自社在庫」となっております。

加盟店が責任を持って仕入、責任をもって販売しております。

全国FC展開で、豊富な在庫や種類から自分の使用用途や予算に合わせて最適な

トラックを探せます。

FC加盟店は在庫品質や整備実績、会社の信用力など厳正な基準を満たした企業のみが

加盟しているため安心です。

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