【上物・架装NEWS】極東開発工業、新型「スケールパッカー」を発売|±10kgの高精度計量、2t車にも対応
㈱トラック市
極東開発工業は2026年9月10日、計量装置付ごみ収集車「スケールパッカー®」シリーズの新機種として、
新開発の小型ビーム式デジタルロードセルを採用した「新型ビーム式 スケールパッカー®」を発売しました。
新型スケールパッカーは、従来のビーム式が持つ高い計量精度を維持しながら、
計量装置の小型化・軽量化によって作業性や積載量を改善したことが大きな特徴です。
ごみ収集車・パッカー車を使用する自治体や廃棄物処理事業者にとって、
回収物の重量管理や過積載防止、作業効率化につながる新しい選択肢となりそうです。
■ 「スケールパッカー」とは?
スケールパッカーは、極東開発工業が展開する計量装置付ごみ収集車です。
回収物を積み込む際にその場で重量を計測できるため、顧客ごとの回収重量を把握しやすく、
取引価格の明確化や過積載防止などに活用できます。
極東開発工業では2002年からビーム式のスケールパッカーを販売してきました。
一方、従来型では計量装置を搭載することで、
計量装置を持たない標準車に比べて投入口の地上高が高くなることや、
最大積載量が減少することが課題となっていました。
今回の新型では、こうした課題の改善が図られています。
■ 新型スケールパッカーの主な特徴
今回発表された新型には、大きく4つのポイントがあります。
【1.±10kgの高精度計量】
新開発の小型ビーム式デジタルロードセルを採用し、±10kgの計量精度を実現しています。
さらに、極東開発工業によると、傾斜角5度未満を想定した傾斜地でも高い計量精度を維持できるとしています。
ごみや廃棄物を回収する現場では、必ずしも水平な場所だけで計量できるとは限らないため、
実際の収集作業を考えた重要な改良点といえます。
【2.標準車と同水準の全高・全長を実現】
ロードセル本体の小型化とレイアウトの改良により、計量装置を搭載しながら、
標準車と同水準の全高・全長を確保しました。
これにより車両の機動性や作業性の向上が図られています。
また、標準車と同水準の投入口地上高を実現していることもポイントです。
パッカー車では日々繰り返し積込み作業を行うため、投入口の高さは作業者の負担にも影響します。
計量機能を備えながら、通常のパッカー車に近い作業性を確保したことは、現場での使いやすさにつながります。
【3.従来は対応できなかった2t車にも搭載可能】
新型では、従来製品では対応できなかった
2t車級のプレス式ごみ収集車「プレスパック® GB43-220」への搭載が可能になりました。
さらに、高容積タイプの「GB69-230H」「GB83-230H」にも対応しています。
2t車級まで対応範囲が広がったことで、狭い道路や市街地などで使用される小型パッカー車でも、
計量装置を導入できる選択肢が広がります。
【4.軽量化により積載量を確保】
新型では、フレーム構造とロードセルのレイアウトを最適化。
必要な強度を確保しながら大幅な軽量化を行うことで、最大積載量の確保につなげています。
パッカー車では架装物や装備の重量によって最大積載量が変わるため、
計量装置を追加しながら積載量を確保できることは、車両選定時の重要なポイントです。
■ プレス式・回転板式の主要モデルに対応
新型ビーム式スケールパッカーは、
・プレス式ごみ収集車「プレスパック®」
・回転板式ごみ収集車「パックマン®」(排出板押出式)
の主要モデルに対応するオプション仕様です。
ただし、パックマン®チルト(ダンプ式)やプレスパック®EXPなど、一部対象外となるモデルがあります。
導入を検討する際は、対象となる車種・仕様を確認する必要があります。
■ オプション価格は338万円から
極東開発工業が公表した希望小売価格(消費税抜き)は次の通りです。
・4トン車:351万円
・2トン車・3.5トン車:338万円
※上記はスケールパッカーのオプション価格で、
シャシおよびごみ収集車本体の価格は含まれていません。
■ パッカー車選びでは「上物」の確認も重要
中古パッカー車を選ぶ際は、車両メーカーや年式、走行距離、最大積載量だけでなく、
架装されている「上物」の仕様を確認することが重要です。
例えば、
・架装メーカー
・プレス式/回転板式などの積込方式
・排出方式
・ボデー容積
・最大積載量
・連続作動の有無
・汚水タンクの有無
・計量装置の有無
・上物の年式や型式
などによって、実際の使い勝手や用途は大きく変わります。
今回の新型スケールパッカーのように、計量装置についても「付いているかどうか」だけでなく、
どの方式・世代の装置なのかが今後の車両選びのポイントになっていく可能性があります。
■ 中古パッカー車をお探しの方へ
トラック市では、全国のトラック専門店が取り扱うパッカー車・塵芥車・ごみ収集車を掲載しています。
2t・3tクラスの小型パッカー車から、中型・増トンクラスまで、
車両メーカー、年式、走行距離、積載量などの条件から比較できます。
新車の導入だけでなく、納期や予算、使用期間に合わせて中古パッカー車も選択肢としてご検討ください。
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■ パッカー車をレンタル・短期リースで利用したい方へ
車検・故障時の代車、繁忙期の一時的な増車、新規回収ルートの試験運用など、
一定期間だけパッカー車が必要な場合は、レンタル・短期リースという選択肢もあります。
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【出典】
極東開発工業株式会社
「作業性と高精度計量を両立!計量装置付ごみ収集車『新型ビーム式 スケールパッカー®』を発売」
2026年9月10日発表
https://www.kyokuto.com/ir/pdf/260910.pdf?
※本記事はメーカーの公式発表をもとに作成しています。
製品の仕様・価格・対応車種等は変更される場合があります。
最新情報については極東開発工業株式会社の公式情報をご確認ください。