【制度・補助金】国交省、テールゲートリフター・トラック搭載型クレーン等の導入を支援|9月28日から2次公募

㈱トラック市

国土交通省は2026年9月14日、「中小物流事業者の労働生産性向上事業(テールゲートリフター等導入等支援)」
の2次公募を実施すると発表しました。

申請受付は2026年9月28日から開始され、テールゲートリフターやトラック搭載型クレーンをはじめ、
業務効率化システム、人材確保・育成など幅広い取り組みが支援対象となります。

中小トラック運送事業者にとって、荷役作業の効率化やドライバーの負担軽減、業務効率化を進める際に確認しておきたい制度です。

▶申請受付は2026年9月28日から

 2次募集の申請受付期間は、

 2026年9月28日(月)14:00~
 2026年11月27日(金)17:00

 とされています。

 申請書類の受理は先着順で、期間内であっても予算額に達した場合は受付を終了すると案内されています。
 申請を検討している事業者は、早めに対象要件や必要書類を確認しておくことが重要です。

▶どのような設備・取り組みが対象になる?
 今回の補助事業では、大きく4つの分野が対象となっています。


 【1.車両の効率化設備の導入等】
 ・テールゲートリフター
 ・トラック搭載型クレーン
 ・トラック搭載用2段積みデッキ
 ・ダブル連結トラック

 荷役作業の省力化や輸送効率の向上につながる設備が対象です。

 特にテールゲートリフターは、カゴ台車などを使用した荷役作業の負担軽減につながる設備で、
 物流現場の省人化・効率化を進めるうえで重要な装備となっています。

 トラック搭載型クレーンについても、対象となる型式等が定められるため、
 導入を検討する場合は必ず対象機種を確認する必要があります。


【2.業務効率化】
 ・物流連携最適化システム
 ・業務効率化システム
 ・車両動態管理システム

 予約受付システムや受注情報事前確認システム、配車計画、運行・労務管理など、物流業務を効率化するシステムも対象です。
 なお、車両動態管理システムについては、物流連携最適化システムまたは業務効率化システムとの同時導入が必要とされています。


【3.経営力強化】
 ・原価管理システム
 ・M&A
 運送原価の把握や経営管理の高度化に加え、M&Aについても支援対象に含まれています。


【4.人材確保・育成】
 ・求人活動等の人材確保
 ・人材育成
 ・中型免許
 ・大型免許
 ・けん引免許
 ・フォークリフト運転資格
 ・外国免許切替等の教習

 トラックドライバー不足への対応として、人材採用だけでなく、免許取得や人材育成についても支援対象となっています。

▶補助率は対象事業に応じて1/2または1/4
 国土交通省の発表では、対象となる設備・システム等の導入費用などについて、
 対象事業に応じて1/2または1/4を支援するとしています。

 ただし、対象となる設備や型式、補助対象経費、申請条件などは事業ごとに異なります。
 詳細な公募要領や申請様式は、執行団体である株式会社日本能率協会コンサルティング(JMAC)の特設ページ
 で2026年9月24日から公開される予定です。

 実際に申請する場合は、必ず最新の公募要領をご確認ください。

▶中古トラックへの装着・導入を検討する場合は?
 今回の制度では、テールゲートリフターやトラック搭載型クレーンなど、
 中古トラック市場でも需要の高い装備が支援対象に含まれています。

 ただし、

 「中古トラックを購入すれば補助対象になる」
 「所有している中古トラックへ後付けすれば必ず補助を受けられる」
 という意味ではありません。
 
 対象となる設備の型式や導入方法、導入時期、申請資格などの要件を満たす必要があります。
 中古車への後付けや、中古トラック購入と同時に設備を導入する場合についても、公募要領や執行団体への確認をおすすめします。

▶トラック市から見た今回のポイント

 物流業界では、ドライバー不足への対応や荷役時間の削減が大きな課題となっています。
 その中で、
 ・テールゲートリフターによる荷役作業の省力化
 ・トラック搭載型クレーンによる積み降ろし作業の効率化
 ・配車・運行管理システムによる運行効率向上
 ・大型免許などの取得支援によるドライバー育成

 など、「車両」と「人」「システム」を組み合わせて生産性を高める取り組みへの支援が進んでいます。

 トラックの増車や入れ替えを予定している運送事業者は、単に車両価格だけで比較するのではなく、
 今後どのような荷役作業を行うのか、どのような装備が必要なのかまで含めて車両を選ぶことが重要です。



【テールゲートリフター・クレーン付き中古トラックをお探しの方へ】

 トラック市では、全国のトラック専門店が取り扱う中古トラックを掲載しています。
 クレーン付きトラックをはじめ、アルミバン、ウイング、冷蔵・冷凍車、平ボディなど、
 用途に応じた中古トラックを比較してお探しいただけます。

 設備導入や車両入れ替えを検討されている方は、最新の中古トラック在庫もあわせてご確認ください。

 ▶トラック市/クレーン付中古トラック一覧
 https://www.truck-ichi.co.jp/type-crane

 ▶トラック市/アルミバン中古トラック一覧
 https://www.truck-ichi.co.jp/type-aluminumvan

 ▶トラック市/ウイング中古トラック一覧
 https://www.truck-ichi.co.jp/type-wing

 ▶トラック市/冷蔵・冷凍車中古トラック一覧
 https://www.truck-ichi.co.jp/type-cold

※各検索ページでは、車種に応じて「パワーゲート有り」などの条件で絞り込むことができます

 ※補助金の対象可否は車両や設備、事業者、導入時期などによって異なります。
  補助金の利用を前提に契約・発注等を行う場合は、必ず事前に最新の公募要領および執行団体へご確認ください。


=関連記事=
〖解説〗パワーゲートとは?種類や注意点、特別教育の義務化などを解説!
https://www.truck-ichi.co.jp/special-contents/4495



【出典】
国土交通省
「中小物流事業者の労働生産性向上事業(テールゲートリフター等導入等支援)の2次公募を実施します」
 https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha04_hh_000363.html

株式会社日本能率協会コンサルティング(JMAC)
「国土交通省 中小物流事業者の労働生産性向上事業(テールゲートリフター等導入等支援)」
 https://meet.jmac.co.jp/tgl-chushou-r8