【リコール・重要情報】三菱ふそう「スーパーグレート」にハーネスのリコール|最悪の場合エンジン停止のおそれ

㈱トラック市

三菱ふそうトラック・バス株式会社は2026年8月18日、大型トラック「ふそう スーパーグレート」
の電気装置(ハーネス)について、国土交通省へリコールを届け出ました。

リコール届出番号は5845で、対象台数は計56,566台です。
リコール措置は2026年8月19日から開始されています。

【リコールの内容】
今回のリコールは、TCMハーネスおよびACMハーネスの配線の耐摩耗性に関する検討が不十分だったことによるものです。
TCMはトランスミッションを制御するECU、ACMは排気後処理装置を制御するECUです。
走行時の振動などにより、ハーネスと電気配線保護管が接触し続けることで、配線の被覆が摩耗し、内部の電線が露出・腐食する場合があります。


【最悪の場合、エンジン停止・走行不能のおそれ】
配線の損傷が進行すると、ハーネスがショートまたは断線し、メーター内に警告が表示される場合があります。
さらに最悪の場合には、エンジンが停止し、車両が走行不能になるおそれがあると三菱ふそうは公表しています。

【改善措置について】
対象車両について、車型に応じてTCMハーネスおよびACMハーネス、またはTCMハーネスを点検します。
点検の結果、
配線被覆の損傷が軽微な場合
保護テープを追加します。
損傷が大きい場合
損傷した部分を新しい電線へ交換します。
そのうえで、配線を保護するためのロールチューブを追加します。

対象車両は計56,566台
三菱ふそうの公表資料によると、対象となるのは「ふそう スーパーグレート」の49型式・計56,566台です。

対象車両全体の製作期間は、
2017年3月24日~2024年6月26日

となっています。
対象台数が多く、比較的長い製作期間にわたっているため、
該当する年代のスーパーグレートを所有している方は、一度確認しておくことをおすすめします。

ただし、公表されている車台番号の範囲内であっても、実際にはリコール対象とならない車両が含まれる場合があります。



【スーパーグレートを所有している方へ】
対象車両かどうかは、車名や年式だけでは判断できません。
三菱ふそうのリコール対象車両検索や、購入した販売会社などを通じて、車台番号から対象車両かどうかを確認してください。
対象となっている場合は、メーカー・販売会社の案内に従い、早めに点検・改善措置を受けてください。



■中古スーパーグレートを購入する際の確認ポイント■
今回のリコール対象となる製作期間は2017年から2024年までと幅広いため、
中古スーパーグレートを検討している場合には、対象車両かどうか、
また対象の場合はリコール対策が完了しているかを販売店へ確認しておくことをおすすめします。

リコール対象車であっても、メーカー指定の改善措置が適切に完了している場合は、
リコール対象であったという事実だけで車両状態を判断せず、整備履歴や車両状態を含めて確認することが重要です。



■中古の三菱ふそう「スーパーグレート」をお探しの方へ■
トラック市では、全国のトラック専門店が取り扱う三菱ふそう「スーパーグレート」の中古車を掲載しています。
最新の掲載状況は下記の在庫一覧よりご確認ください。
https://www.truck-ichi.co.jp/maker-mitsubishi/carname-supergreat


【出典】
三菱ふそうトラック・バス株式会社
「ふそう スーパーグレートの電気装置(ハーネス)のリコールについて」
https://assets.mitsubishi-fuso.com/fusoassets/2026/08/R5845.pdf?_fsi=NRgMbPky

国土交通省
「リコールの届出について(三菱 ふそうスーパーグレート)」
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_005818.html

リコール届出番号:5845
届出日:2026年8月18日
リコール開始日:2026年8月19日