バスコンの中古を買うには?価格相場・キャンピングカーとの違い・注意点を解説
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バスコンの中古を買うには?価格相場・キャンピングカーとの違い・注意点を解説
「バスをベースにしたキャンピングカーが欲しいけど、バスコンって何?」「中古で安く手に入れるにはどうすればいい?」——近年キャンピングカー人気の高まりとともに、バスコンへの注目も高まっています。バスコンは路線バスや観光バスをベースにした大型のキャンピングカーで、広い車内空間と高い自由度が魅力ですが、購入・維持にはいくつかの注意点があります。この記事では、バスコンの特徴・キャンピングカーとの違い・中古価格相場・購入時のポイントをわかりやすく解説します。
バスコンとは?定義と種類
バスコン(バスコンバージョン)の基本的な定義
バスコンとは「バスコンバージョン」の略で、バスの車体をベースに就寝設備やテーブル、給排水設備、電源などを備えたキャンピングカーです。もともと多人数を乗せる設計のため、車内幅や天井高に余裕があり、断熱や家具配置の自由度も高い点が魅力です。
路線バス型・マイクロバス型・観光バス型の違い
マイクロバス型はコースターやローザなどが代表的で、バスコンの中では比較的運転・保管がしやすいタイプです。路線バス型は低床で乗降しやすく、観光バス型は床下収納や長距離走行性能に優れます。一方、大型になるほど旋回や高さ制限、整備場所の確保まで考える必要があります。
ナンバーの種類(8ナンバー・1ナンバー等)と手続き
キャンピング車の構造要件を満たして登録すると8ナンバーになります。貨物用途の構造なら1ナンバー、乗車定員11人以上の乗用車なら2ナンバーとなるなど、登録区分は車両の構造と用途で決まり、自由に選べるものではありません。改装時は構造変更検査が必要になる場合があるため、着手前に運輸支局や専門業者へ確認しましょう。
バスコンとキャンピングカーの違い
車体の大きさ・居住空間の比較
一般的なバンコンやキャブコンと比べ、バスコンは通路幅やベッド、ダイネット、水回りをゆったり配置できます。長期旅行や大人数での利用に向く反面、日常の買い物や狭いキャンプ場では取り回しに不便を感じることもあります。利用人数だけでなく、実際に走る道路と停泊先まで想定することが大切です。
運転に必要な免許と取得条件
必要な免許は車両総重量と乗車定員で判断します。現行制度では、車両総重量3.5t未満・乗車定員10人以下は普通免許、11t未満・29人以下は中型免許の範囲、11t以上または30人以上は大型免許が基本です。登録後に座席数が減っても重量区分で上位免許が必要な場合があり、免許取得時期による限定条件もあるため、車検証と免許証の両方を必ず照合してください。自家用で運転する限り、通常は二種免許を必要としません。
維持費(車検・税金・保険)の違い
維持費はナンバー区分、車両総重量、排気量、使用目的で変わります。税金や保険料だけでなく、大型タイヤ、エンジンオイル、バッテリーなどの交換費用も乗用車より高額になりがちです。冷蔵庫やFFヒーター、サブバッテリーなど居住設備の修理費も含め、年間予算には余裕を持たせましょう。
中古バスコンの価格相場
マイクロバス型の中古価格の目安
マイクロバス型の中古バスコンは、おおむね300万~1,000万円前後が一つの目安です。古い簡易架装車は安く見つかる一方、高年式で断熱・電装・水回りが充実した専門ビルダー製は1,000万円を超える場合もあります。ベース車だけの相場と、完成したバスコンの価格は分けて考えましょう。
大型バス型の中古価格の目安
大型バス型は流通台数が少なく、500万~2,000万円超まで価格差が大きい分野です。車両価格が低くても、内装の作り直し、エアコンや発電設備の更新、登録手続きで数百万円単位の追加費用が発生することがあります。購入価格ではなく、使用開始までの総額で比較する必要があります。
激安物件が出る理由と見極め方
安い車両には、低年式や多走行だけでなく、排出ガス規制、腐食、雨漏り、長期放置、架装設備の故障などの理由があります。特に水漏れ跡、床の浮き、サブバッテリーの劣化、エアコンの作動、タイヤの製造年を確認し、遠方購入でも可能な限り現車確認と試運転を行いましょう。
中古バスコン購入時の注意点
車体・エンジン・架装の状態確認ポイント
ベース車は冷間始動時の異音や白煙・黒煙、オイル漏れ、冷却水、エアサス、ブレーキ、下回りの腐食を確認します。架装部は外部電源、インバーター、充電器、給排水ポンプ、冷蔵庫、ヒーターを一つずつ作動させます。整備記録簿と架装図面が残っていれば、購入後の修理もしやすくなります。
法規制(道路運送車両法・改造申請)の確認
座席撤去や就寝設備の追加、車体寸法・重量の変更は、保安基準への適合と構造変更の確認が欠かせません。購入時は車検証の用途・乗車定員・車両重量と現車が一致しているかを確認してください。未申請の改造がある車両は継続検査を通せない可能性があるため、登録まで対応できる販売店への相談が安心です。
駐車場・保管場所の確保と費用
先に車両の全長・全幅・全高を確認し、出入口の幅、屋根や電線、前面道路の旋回スペースまで実測します。月極駐車場でも大型車を受け入れない場合があり、遠隔地の専用保管場所では月々の費用と移動時間が増えます。自宅保管では近隣への排気音やアイドリングにも配慮が必要です。
バスコンを購入できる主な方法と選び方
専門業者と一般中古車店の違い
専門業者は大型車の点検設備や架装知識を持ち、登録・納車後の修理まで相談しやすい点が強みです。一般中古車店で購入する場合は、バスを整備できる提携工場と、キャンピング設備を直せる事業者が確保されているか確認しましょう。保証範囲もベース車と架装品で分けて確認する必要があります。
オークション・個人売買の注意点
業者オークションや個人売買は価格を抑えられる可能性がありますが、保証や返品が難しく、登録不備や隠れた故障を購入者側で負担するケースがあります。名義変更、税金、リサイクル料金、輸送費まで書面で明確にし、大型車に詳しい整備工場で購入前点検を受けることをおすすめします。
購入後のカスタム・改装にかかる費用感
ベッドや家具だけの軽改装なら数十万円から可能ですが、断熱、電装、水回り、家庭用エアコン、ソーラーまで施工すると数百万円規模になることがあります。重量増加で積載や免許区分に影響する可能性もあるため、最初に用途、就寝人数、必要装備、予算を決め、構造変更まで含めた見積りを取りましょう。
※価格は2026年8月17日時点の市場情報を参考にした目安です。年式、走行距離、ベース車、架装内容、整備状態、保証、地域などによって異なります。登録区分や必要な免許は実際の車検証と免許証をご確認ください。
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