=トピック=トヨタが次世代電気自動車の新技術を発表

㈱トラック市

トヨタ自動車は2023年6月13日、同社の技術戦略と今後のクルマづくりの方向性についてあらためて説明するとともに、次世代のBEV(バッテリー式電気自動車)開発における最新の取り組みについて発表しました。

電気自動車(EV)の性能向上に向けて「全固体電池」と呼ばれる次世代型の電池を
2027~28年に実用化する方針を明らかにしました。

トヨタは同年4月の新体制方針説明でモビリティーカンパニーへの変革を発表。その実現のカギを握るアプローチとして、以下の「電動化」「知能化」「多様化」をかかげている。

電動化:各地域の事情に応じた最適なパワートレインの導入など、「マルチパスウェイ」の軸をぶらさずに進める。
    具体的には、航続距離を2倍にし工程を半分にする「クルマ屋が創るBEV」を開発。さらに、“プラクティカル   
    なBEV”としてのプラグインハイブリッド車や、ダイムラートラックと提携しつつ商用車を軸に普及を目指す
    燃料電池車、電力事情の厳しい新興国などを対象としたハイブリッド車を展開する。

知能化:乗り味のカスタマイズを含む「クルマの知能化」や、リアルタイムな情報をもとに物流サービスを高める
   「サービスの知能化」、ウーブンシティーのような「社会の知能化」などにより、社会とのつながりを広げる。

多様化:フルラインナップによる「クルマの多様化」、ハンディキャップのある方も含めすべての人に移動の自由を
    提供する「移動の多様化」、エネルギーをつくるという領域にまで踏み込んだ「エネルギーの多様化」
    に取り組む

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